創薬探索プロジェクト:概要

一貫した医療品開発支援戦略で静岡発の創薬を目指す

基礎研究から医薬品として承認されるまで通常15年から20年、莫大な費用がかかると言われている医療品開発をもっと合理化、効率化できるよう支援するのが創薬探索プロジェクトです。

日本の大学で初の「創薬探索センター」を静岡県立大に開設、企業や大学から収集した化合物の分析・評価を行い、薬の候補を探索します。その結果、非臨床試験を経て有効と認められたものは、静岡県治験ネットワ-クで信頼性の高い治験を行い、厚生労働省の承認を受け、晴れて医薬品として世に出る仕組みです。

このシステムで臨床開発候補化合物を創出することにより、臨床試験に向けたさらなる研究開発を行うバイオベンチャーの創出など、バイオ関連産業集積の具現化が図れます。また、創薬のスタートから臨床試験(静岡県治験ネットワーク)までの一貫した支援体制が静岡県に構築されることとなり、大きな効果が期待されています。

ファルマバレーセンターは、関連機関や企業との調整を図りながら、具体的な創薬探索システムの運用を進めていきます。

ファルマバレーセンターによる一貫した医療品開発支援

ファルマバレーセンターによる一貫した医療品開発支援の流れ図

「創薬探索センター」が設置されている 静岡県立大学

「化合物ライブラリー」が設置されている 静岡県環境衛生科学研究所

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