TOP> ファルマバレーセンター> 理事長あいさつ 理事長あいさつ当機構が推進しています「ファルマバレープロジェクト」は、高度医療の提供と医療健康産業の振興を目指し、2002年の静岡がんセンターの開院とともにスタートしました。 私たちファルマバレーセンターは、この翌年、プロジェクトの中核支援機関として設置され、患者やご家族の視点に立ったものづくりをコンセプトに、医療現場の声と地域企業の技術とを結びつけ、様々な医療機器等を開発支援することで地域経済の発展に努めております。 この間、静岡県の強力な支援に加え、静岡がんセンターはじめ地元の市町や県立大学などのアカデミア、金融機関が協力してプロジェクトを推進していただいたことで、医薬品・医療機器の合計生産金額は国内トップレベルへと成長するとともに、2016年には企業が生産・研究開発する拠点施設ファルマバレーセンターが開所し、2017年には当機構が設立されるなど、目指していた医療城下町の構築を果たすことができたと考えています。 さらに現在は、国の総合特区制度を活用した山梨県との協働や、中華人民共和国、シンガポールなど諸外国との連携等国内外との取組を拡充しています。加えて、これまでの医療城下町としての成功を活かし、地域が抱える課題を共に解決すべく、市町との連携強化や「自立のための3歩の住まい」の提案など、超高齢社会の理想郷「医療田園都市」の構築に向け、新たな取組を始めたところです。 私たちは今後とも、これまで蓄積してきたノウハウを活かし、静岡がんセンター等の医療機関との連携を強め、さらには役員の知のネットワークの活用などにより、アメリカのシリコンバレーにも対抗できうるような、高付加価値産業が集積し、世界的トップクラスの人材が集う地域の構築を目指してまいります。 皆様方には、今後もファルマバレーセンターへのご支援とご協力をお願い申し上げます。 公益財団法人ふじのくに医療城下町推進機構 |
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