伊豆文学散歩
松尾芭蕉 句碑

松尾芭蕉 句碑

芭蕉真蹟を拡大して句碑としたもので、詞書と句が刻まれている。詞書には「長月の末都を立て、初冬のみそかちかきほど、沼津に至る。旅館のあるじ所望によりて、風流捨がたく筆を走らす」とあり、元禄四年(1691)の初冬、すなわち十月の晦日近くにここ沼津宿の旅館で詠んだものである。

碑文

都出て 神も旅寝の 日数哉  はせを

所在地:沼津市平町7-24 日枝神社