思わず「ただいま」と言いたくなる宿
玄関を入ると、火鉢や古いオーディオセット、すわり心地のいい椅子が出迎えてくれます。
毎分130L、47℃の温度で湧き出す自家源泉は伊豆でも屈指の良質な温泉。掛け流しで存分にご堪能ください。また、深さ1.2㍍、温度36度の温泉療法専用の「たち湯」では、アメリカで生まれたリラクゼーション法「ワッツ(WATSU)」と、日本の湯治文化が融合して誕生した「天城流湯治法」を体験いただけます。
温泉で健康に!「天城流湯治法」「ワッツ」
「天城流湯治法」は日常生活の中で継続して行えることを目指した健康法です。温泉の中で行うヨガや、温泉整体、温泉自己指圧などのセルフケアの方法をお教えします。40肩50肩、膝の痛み、腰の痛みなどに効果があります。
「ワッツ」は米国のハロルド・ダール氏が考案した「アクアセラピー」です。母親の胎内にいるかのような不思議な感覚が味わえる、究極のリラクゼーションです。
古のロマンを伝える「お狩場焼き」
源頼朝がここ船原峠で源氏再興を志し、狩りを催しました。獲物を野火で焼き、酒を酌み交わして仲間たちと案を練ったと言われています。この伝説が「お狩場焼き」を生み、現在に伝えられています。竹筒にいれた地酒を囲炉裏で燗する「焙り燗」と一緒に古の歴史と浪漫をお楽しみください。
冬から春にかけては猪鍋、健康志向の方にはすったワサビをタップリ入れたワサビ鍋がオススメです。