世界レベルの高度医療、技術開発を目指します

平成17年秋、病院に隣接して研究所棟が完成し、「がんを上手に治すための医療技術の開発」、「患者家族の支援体制の開発」そして、「ファルマバレープロジェクトの推進」という、研究所の三つの使命の実現に向け研究開発が行われています。具体的な研究方針として、「患者さんの視点を重視した研究」、「プロジェクト志向型の研究」そして、皆が対等の立場で研究を進める「イコール・パートナーシップ」を重視しながら、世界のがん医療水準を引き上げることに貢献していきます。

施設概要

  • 開設:平成17年11月1日
  • 構造等:地上4階RC造(免震構造、一部SRC) 延床面積 8,289.30平方メートル
  • 研究体制:8研究部 3研究支援室
  • 共同研究室:医看工連携研究室 16室

研究部

遺伝子診療研究部、免疫治療研究部、陽子線治療研究部、患者・家族支援研究部、看護技術開発研究部、診断技術開発研究部、新規薬剤開発・評価研究部、地域資源研究部

遺伝子診療研究部

がんの早期発見や、最適な治療法の選択を可能とする新しい腫瘍マーカーおよびがんのバイオマーカーをたんぱく質あるいは遺伝子から見出すための研究を行っています。

免疫治療研究部

人間の身体に本来備わっているがんに対する免疫の反応を強化し、がんの増殖・進展を制御する治療法の研究を行っています。

陽子線治療研究部

がんの局所治療に大きな有効性が期待される「陽子線治療」を普及させ、その利得を多くの患者さんに提供しています。あわせて、「次世代陽子線治療」の研究開発を促進しています。

患者・家族支援研究部

がん患者さんやその家族の悩みや問題といった生の声を集積し、包括的・全人的な支援のためのシステムなどを開発・提供するための研究を行っています。

共同研究室(医看工連携研究室)

大学、研究機関、企業の皆様との研究開発を、イコール・パートナーシップのもとで行い、がんの治療や患者・家族支援等を通じて、地域の発展に寄与しています。入居には、静岡がんセンターとの共同研究契約の締結が必要となります。共同研究を行うことで、原則、施設使用料が免除となります。(諸経費は別途)
現在、静岡県と事業連携協定締結済大学、静岡がんセンターと包括的共同研究協定締結済の企業が既に入居しております。(東京工業大学、東京農工大学、早稲田大学、サンスター、アボット、三鷹光器など)

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