伊豆文学散歩
与謝野鉄幹・晶子 歌碑

与謝野鉄幹・晶子 歌碑

浪漫主義歌人としてその名をしられる与謝野鉄幹(1873-1935)と晶子(1878-1942)は1930(昭和5)年初めて、伊東一碧湖の島谷亮輔の山荘へ来遊した。その後、毎年訪れ、それぞれ、300首からの作品を残している。 高原に潤いをあたえる一碧湖をうたっている歌碑が、1976(昭和51)伊東市によって湖畔に建立された。

碑文

初夏の天城おろしに雲ふかれ みだれて影す伊豆の湖 鉄幹
うぐひすが よきしののめの空に鳴き 吉田の池の碧水まさる 晶子

所在地:伊東市一碧湖畔