
与謝野鉄幹・晶子 歌碑
与謝野鉄幹(1873-1935)・晶子(1878-1942)夫妻は伊豆吟行の折、熱海の多賀にも足をはこび、数首の歌を残している。夫妻のこの歌碑は多賀の海を一望できる熱海市立多賀中学校の正門脇に建てられている。いずれも多賀の景観を詠んだもので、風景の広がりをとらえた鉄幹に対し、晶子は漁網の色彩で鮮やかさを添える。
碑文
「ここに見る 多賀の海原ひろければ こころ直ちに大空に入る」 鉄幹
「棚作り 臙脂のいろの網をかく多賀の磯より中野濱まで」 晶子
与謝野鉄幹(1873-1935)・晶子(1878-1942)夫妻は伊豆吟行の折、熱海の多賀にも足をはこび、数首の歌を残している。夫妻のこの歌碑は多賀の海を一望できる熱海市立多賀中学校の正門脇に建てられている。いずれも多賀の景観を詠んだもので、風景の広がりをとらえた鉄幹に対し、晶子は漁網の色彩で鮮やかさを添える。
「ここに見る 多賀の海原ひろければ こころ直ちに大空に入る」 鉄幹
「棚作り 臙脂のいろの網をかく多賀の磯より中野濱まで」 晶子