伊豆文学散歩
巌谷小波 句碑

巌谷小波 句碑

「金色夜叉」の貫一のモデルではないかと言われる巌谷小波(いわやさざなみ)(1870-1933)は、友人の尾崎紅葉らとともによく熱海を訪れていた。小波と料亭の女中との恋物語が金色夜叉の有名な別れのシーンと言われている。小波はのちにお伽話や童話を書き児童文学の開拓者となる。その小波の句碑。句は熱海と初島を遠泳した時のもの。1926年(大正15年)11月建立 

碑文

何の苦も 夏の汐路や 島三里

所在地:熱海市東海岸町 市営駐車場脇