
起雲閣
来宮駅に近い繁華街の一角に佇む大正の名建築。1919年に実業家内田信也の別邸として竣工し、増築・改築を繰り返したのち、1945年に旅館として開業する。1999年に廃業するまでのあいだ、数多くの文学者たちが滞在した。1947年春に太宰治が一か月滞在して「人間失格」を執筆した別館は取り壊されてしまったが、翌年の入水自殺三か月前に滞在した「大鳳の間」は今も当時のまま。廃業後、文化財として公開されている。
来宮駅に近い繁華街の一角に佇む大正の名建築。1919年に実業家内田信也の別邸として竣工し、増築・改築を繰り返したのち、1945年に旅館として開業する。1999年に廃業するまでのあいだ、数多くの文学者たちが滞在した。1947年春に太宰治が一か月滞在して「人間失格」を執筆した別館は取り壊されてしまったが、翌年の入水自殺三か月前に滞在した「大鳳の間」は今も当時のまま。廃業後、文化財として公開されている。